先生の心の叫び(ぶっちゃけ金融教育はどこまで進んでいるのか)
ぼくは普段から、もっと多くの人を金融リテラシーを高めて「自由」を手に入れて欲しいと思っているんですが、その詳細については前回の記事で書きました。
では実際の金融リテラシー教育って、ぶっちゃけどこまで進んでいるんでしょうかね?
と思い調べたところ、日本証券業協会が実態調査を行っていました。
調査結果で目に止まったポイントは…
- 「現行の教育計画に余裕がない」80%超
- 「用語・制度の解説が中心となってしまい、実生活との繋がりを感じにくい」50%超
- 「金融経済教育は必要/ある程度必要」90%超
- 「生徒には難しい/教える側の専門知識が不足している」約50%
- 「平易な内容の副教材が欲しい」70%超
うーん、先生方の不満が並んでいて、あまりうまくいってない模様。
ぼくの頭の中で平均像の先生が何かぶつぶつ言ってるのが聞こえてきた。
先生
「いや分かってるよ?金融経済教育が大事だって。賢い消費者になるには金融知識が必要だって。
でも時間がないのよ。自分の知識だって人に教えられるレベルじゃないし、生徒には難しい部分もあるから分かりやすい伝え方を考えなきゃいけないし。
だいたい今だって時間が足りなくて日々大変なのに、さらに勉強しつつ新たな教育計画を立てる余裕なんてあると思う?
それでも金融教育の必要性は強く感じてるから、少しは授業で触れることもあるよ。教科書に少し載ってることもあるからさ。
ただ、その程度で教えられるのは用語や制度くらい。実生活で活かせるようなものじゃないんだよね。
あー、生徒が理解しやすいレベルで、かつ実生活にも応用できるような副教材があったらなあぁ〜!!」
ひとつ誤解のないよう書き添えておきますが、面白くて分かりやすい金融教育を実践されてる先生はきっと何人もいて、上記はあくまで想像上の先生です。
でも、きっと近いことを感じている先生の存在を信じて、副教材のネタを探っていこうと思います。