マネーラウンジ

お金は、ただのツールに過ぎない。

とても大きな勘違いをしていたのかもしれない

このブログを始めたきっかけは、読者(はてブ民)に金融リテラシーを高めて欲しいと思ったから。

なぜなら、金融リテラシーを高めれば日々の暮らしでお金に悩むことがない、もしくは悩むところが明確化されるため、必要以上に金銭に悩むことがないという点で精神的に健全な生活を送れるようになると考えたから。


でも全然PVが伸びない。平均したら1日10PVもいかない。どうしてだろう。記事がつまらないから?それもあるだろうが、スター数やブクマ数とは異なり、記事のつまらなさはPVには直接影響しないはずだ。記事の内容ではなくタイトルが興味を惹かない、というのはあると思う。

それ以外だと、はてブ民は金融に関心がないのか、と言えるかというとそうでもない。つい先日もRepoLogさんの「子供2人を育てる適正年収」という記事がトップにきていた。


そこで僕はこれまで「だったらもっと分かりやすく金融に関心を持ってもらえる記事を書こう」なんて考えていたのだけど、今朝通勤電車に揺られながらふと思ってしまった。ひょっとしてとても根本的で大きな勘違いをしていたのかも。

僕は「はてブ民、いや多くの日本人は金融リテラシーが低い人が、それを高めたいと思っている」と考えていた。しかし考えてみれば、基本的にはてブ民は情報を集め、また有用な情報はブックマークをして知識を蓄積する、自主的に行動している集団だ。平均以上の情報リテラシーを持つ集団である。

自分で考えて行動できるのだから、金融リテラシーはすでにそれなりのレベルにあるのではないか。もしくは金融リテラシーがそんなに高くなくても、現在の生活に満足していて金銭的な不安は特にないから、金融リテラシーを高めたいわけではないのではないか。そのような人達に初心者レベルの金融リテラシーを講釈したって全然響かない、というよりむしろ「なんだ偉そうに」となって見向きもされないのではないか。


と、いろいろ頭の中に考えが浮かんだけど、そもそも記事数が30に満たない初心者に過ぎないので、これからも広く興味を持ってもらえる題材とからめて記事を書いて蓄積していくしかないんだろうな。